もし火が出たら、消火器を使うのが一番いい。 それがない場合も、火が小さいうちはなべのふたなどで消せる。 ふたは通気孔がなく、なべを密封できる形に限る。 火元の酸素を断つことで消すのだから、すき間があると火が噴き出して危ない。 ふたを盾のように持ち、コンロの横から近づく。 正面を避けるのは、やけどをしないため。 手前から向こうへゆっくり閉める。 ガス栓を閉めたら冷めるまで絶対ふたを取らないこと。 ぬらしたシーツや大きいバスタオルも役に立つ。 水につけ、滴で油がはねないように固くしぽる。 シーツは半分にたたみ、足元に広げる。 左右の角を逆手で持って、返しながら持ち上げて両手をくるむ。 やけどが防げる。 シーツは顔より上まで掲げて体を守る。 炎を手前から壁に押しつけるように、ゆっくり、コンロごと覆う。 ガス栓はシーツごしに閉めればいい。 初期消火ができるのは、炎が天井に届くまで。 天井に火が移ると消火器でも消せないから、あきらめて避難する。 被害を大きくしないコツは、火が出た時点で大声で騒ぐこと。 近所の人が通報や消火に手を貸してくれるかもしれない。 また、油の火災に水は厳禁だ。 要は体験。 あわてないためには、防災訓練などに参加しておくことが必要でしょう。